創作ドラマ部門　あらすじ集

第49回ＮＨＫ杯全国高等学校放送コンテスト千葉県大会
研究発表部門　研究要旨
及び
創作ドラマ部門　あらすじ集

おことわり:このあらすじ集の表現は、各校から提出されたデータを元にしています。
誤字・脱字などはご了承下さい。
また、転載はご遠慮下さい。

＜研究発表部門＞
拓殖大学紅陵高等学校　　タイトル「マイクに関する研究～より良い録音技術を目指して～」
【研究趣旨】
　私たちが活動していく上で録音作業は絶対に欠かせないものです。また、その技術を高めることが、私たちが特に力を入れているドラマ収録などにおいて重要な課題であると考えています。本研究では、録音そのものの知識を深めた上で、ダイナミックマイクやコンデンサーマイクなどのマイクの種類や指向性の仕組みを調べえることにより、録音技術を高めるためにはどうすれば良いか、究明します。

＜創作ドラマラジオ部門＞
県立木更津高等学校　　『黒い羽の居候』
【あらすじ】
　とある家に、ライチ、芳絵、篤男はひっそりと暮らしている。居候である彼らは、その家の住人に見つからないよう、静かに、それでも毎日楽しい生活を送っていた。　ある日、いつものように台所で食事をした後、最近この家に越してきた茂に会いに行くことになった。多少頑固な年寄り、茂は、隣の家で迫害を受け、命からがらこの家に逃げてきたと語った。　人ごとのように聞いていたライチ、芳絵、篤男。しかし、隣の家で茂を襲った悲劇は、この日、彼らにもおとずれようとしていた。　ライチ、芳絵、篤男、茂・・・彼らのとった行動は・・・。
渋谷教育学園幕張高等学校『いつか出会う彼女のために』
【あらすじ】
　生きることに意味を見出せない少年は、ある日、謎のメッセージを受信する。ノートに彼のものとは違う筆跡で書かれたそれは、遠い未来の少女の切なる声だった。『私を　見つけて…』という内容のその声は、少年以外の誰にも聞こえないが、少年はいつでもその声を聞くことができた。　やがて少年は『彼女の声が聞こえる者』としての自分の存在理由を手に入れる。少年は彼女を好きになりはじめていた。　しかしある日、少年は彼女の声が弱まっていること、彼女のことに一生懸命になっているうちに、自分の世界が色を取り戻しはじめたこと等に気付いた。けれど、彼女はすぐに少年の側から消える。何とか彼女に返事がしたい少年は悩んだ末、ノートを庭に埋めた。　未来、彼女はノートを見つける。そして、自分を知る者がいることを喜ぶ。もう彼女の声が聞こえなくなった少年は、いつか出会う彼女のために、生きていこうと心に誓う。
県立長生高等学校『今のまさか』
【あらすじ】
　僕のじいちゃんが死んだ。でも僕を取り巻く環境はちっともかわらない。あたりまえだけど、そんな世界に少し疑問を抱いた少年・大（だい）。疑いの目をは、やがて周囲のほころびを見つけ出す。現実の端々には虚構が隠れていたのだ。そしてついに、彼はこの星を支配すべく少年を隔離して観察しているという事実をしる。逆上する大。　しかし全ては夢だと、思い込まされ、元の生活に戻ってゆく。世界はまた、調和を取り戻した。
県立姉崎高等学校　『カズシの想い』
【あらすじ】
　この作品に出てくるカズシ、アヤ、トシユキ、ケイコは普通の高校生です。そしてカズシはアヤとトシユキはケイコとつき合っています。　そんなある日、アヤはカズシに一つの問いかけをします。しかしカズシはアヤの問いかけに自分の想いがうまく伝えられません。そのため２人の関係がギクシャクしてしまいます。その事をカズシから聞いたケイコはトシユキと共に、ふたりの関係を元通りにしようと奮起します。　トシユキたちの努力もあって、カズシがアヤに本当に伝えたかった想いを話し出します。
拓殖大学紅陵高等学校　『あめあがり』
【あらすじ】
　受験を控えた将樹は、部活の友達から夏休み海に行こうと誘われる。しかし、小さい頃から親の期待を受けて育った将樹は、どうしても現役で合格したかったので断りたかったが、和弘の強い誘いにより、一緒に行く事にした。　そして夏休み、現地に着いた将樹達は和弘の案で肝だめしをする事ことになった。そこで一人の少女と出会う。全てから逃げ出してきたと言う少女は和弘達には見えていないようだった。将樹にしか見えていない世界は、本当は楽しく過ごしたい、いつまでも同じことの繰り返しの日々から逃げ出したいと願う将樹の心が生み出した世界だった。偽りの世界の中で将樹が学んだものは、永遠の友情なんか無いということだった。それでも、友達との思い出を一生守っていくことを教えてくれたのも自分だった。
千葉市立稲毛高等学校　『COURSE－真路－』
【あらすじ】
　ある日、学校で進路希望調査書が配られる。今まで進路について何も考えていなかった主人公なつきは、友人の小百合とナオに進路について話し掛ける。ところが、皆まだ何も考えていないと思っていたなつきの予想とは裏腹に、小百合とナオはしっかりと進路を決めていた。なつきは危機感を覚える。なつきは、学校帰りにフリーターの姉のようにはなりたくないと将来の夢を幾つか考える。しかし、どれもしっくりこない。そんななつきが家に帰ると、画家を目指すフリーターの姉が「有名な先生に褒められた！」と母親に話している。進路で悩み焦っているなつきは、進路を決めるのが遅かったためにフリーターとなった姉に八つ当たりをして口喧嘩をしてしまう。そして、なつきは喧嘩中の姉の言葉によって、進路について自分なりの一つの答えを見つけることになる。
県立鎌ヶ谷高等学校　『和が道を行く』
【あらすじ】
　ある日、茶道部の桜子が変な夢を見る。どうやら生徒手帳を探しているらしいのだが…。　そして朝。変な夢を見たせいか、のんびりしていたせいか、桜子は高校に遅刻寸前！大急ぎで走る桜子だったが、途中で生徒手帳を落としてしまう。しかし、その手帳を拾う不思議な一人の少女の姿が…。学校に着くと、手帳を失くしたことに気がつき、慌てふためく桜子。すると、桜子の前に落とした手帳を拾った立子という名の不思議な少女が現れる。その時ふと運命を感じた桜子は、立子を自分がいる茶道部へと招き入れる。そして桜子と立子は、他の茶道部員の梅とみかんと共に、今の高校生に「和」を思い出させることを誓う。そして「和」の大作戦が始まる！！
昭和学院高等学校　『PET　WORLD』
【あらすじ】
　いつも家でのんびりしている動物好きな少女「ほのか」は、とても面倒くさがり屋。動物が本当は好きで、家では犬を一匹、猫を二匹、ハムスターを三匹飼っている。面倒くさがりなせいで世話をまともにしていない。　ある日、夢を見る。それは自分の飼っている動物が人間の言葉を話し、自分をこき使うのである。その中で、ほのかは、「動物を飼う」ということについて真剣に考えていく。
成田高等学校　『うたを聴かせて』
【あらすじ】
　あなたには夢がありますか？ここにギターと歌が大好きな一人の１７歳の少年がいます。彼の名前は“りょう”。彼には叶えたい夢があります。それは一人前のアーティストになること。“俺の歌う歌が風のようにどんな人の心にも届きますように”。そう信じて唄い続けていた彼の前に、突然「現実」の壁がつきつけられました受験を理由にしたメンバーの脱退・親の反対…。現実の重みにすっかりへこんでしまった彼の前に同じクラスの少女“サキ”が現れます。彼女には夢がありません。が、夢に向かって一途に頑張っていまるリョウに出会い、憧れ、彼女は海外留学を決意しました。そんなサキに励まされリョウはもう一度前に進みだします。サキとリョウ。二人は高校生である私たちそのものです。この作品を通して現実のつらさに立ち向かえる勇気を得られたらとおもいます。

＜創作ドラマテレビ部門あらすじ集＞
成田高等学校『好き！だから。』
【あらすじ】
　あなたは恋をしていますか？どうしようもなく人を好きになったことがありますか？そんな恋に墜ちた時あなたはどう行動しますか？どんな手を使ってでも振り向かせたいと思ったあなた…それはすごく普通の感情なのです。いつだって自分のことを見ていて欲しい・自分の事だけを考えていて欲しい…。何て苦しくて切なくでも甘酸っぱい感情なのでしょう。このドラマはそんな感情のままに行動した高校生の恋愛奮闘記です。「恋は盲目」とはよく言ったもの…。好きな人を手に入れるためならいつの時代も何だって出来ちゃうんです。果たして彼らの恋の結末は…。？答えは神のみぞ知るといったところでしょうか。頑張れ少年少女たち！！…あなたはいい恋してますか？？
県立長生高等学校　『星の旅人』
【あらすじ】
　放課後のグラウンド。麻耶は倉庫へと向かっていた。倉庫で何か飼っているようだ。そこへひかるがやってきた、そのころ天文部の部室では真一郎、鴻一、貴美子が部活の存亡について話し合っていた。結局意見はまとまらず、帰ろうとしていた三人は倉庫の前で不審な二人を見つける。ガタガタ揺れる倉庫。扉の向こうにいたのは宇宙人だった。宇宙人の処遇を論じる天文部部員。麻耶は宇宙人を星に帰そうという。天文部は夕暮れの屋上にやってきた。宇宙人を囲んで呪文を唱える５人。突然やってきた光に、呆然と立ちすくむ。こうして旅人は、空に帰った。
昭和学院高等学校　『色×色』
【あらすじ】
　ひっこみ思案な「ゆう」は、友達づくりが下手である。一方、幼なじみの「なな」は明るく元気で誰からも好かれている。ゆうはななの様になりたいと思っているが上手くいかず悩んでいる。学校でうたた寝していたゆうは、夢の中で「なな」にそっくりな「色の妖精」に出会う。妖精の力で、ゆうの友人達が悩みを解決していく。最初は半信半疑だったが、「ゆう」も元気を出して自分を変えようとする。
渋谷教育学園幕張高等学校　『ぶきっちょ』
【あらすじ】
　少年は、ある日少女と出会い、そして恋をする。自然と湧き出る自分の不思議な感情にどう対応すれば良いかと思い悩んだ彼は、ついに行動に出る。 ―公衆の面前での愛の告白― 　しかし、初めての恋であるが故の少年によるあまりに素直で情熱的な感情の表明は、逆に少女との距離を広げてしまう。少年は、その後も少女に近づくが、それに対して少女はついに怒りを顕にする。　後日、少女は下校途中、悪漢に襲われそうになる。その彼女の窮地を救ったのは、自らの非礼を詫びるため彼女の自宅に向かう途中にたまたま居合わせた少年だった。　彼は彼女を自宅まで送り届けると手紙を渡す。　手紙はとても簡単なもので、彼の率直な気持ちが表されていた。翌日、彼女は彼に自分の素直な気持ちを伝えに行く。

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