第51回ＮＨＫ杯全国高等学校放送コンテスト千葉県大会
研究発表部門 研究要旨
及び
創作ドラマ部門 あらすじ集
おことわり:このあらすじ集の表現は、各校から提出されたデータを元にしています。
誤字・脱字などはご了承下さい。
また、転載はご遠慮下さい。
＜研究発表部門＞
東海大学付属浦安高等学校 「 高校生メディアリテラシー 」
【研究要旨】
情報化社会を迎えた今日、世界中の情報を手のひらからでも読みとることが可能となった。しかしその情報の肥沃によって、新たな問題（プライバシー問題や著作権問題、犯罪の多発など）も起きている。私たち高校生は情報に対して受動的だが校内放送活動では発信する立場になる。そして高校生が校内放送活動に参加することにより無数の可能性が開ける。
本論では校内放送活動を「子どもの参画活動」から理論的に分析し、校内放送活動の今後の展望とコンテスト委員会への要望をまとめたものである。
拓殖大学紅陵高等学校 「 我が校の放送求人広告 」
【研究要旨】
私たち拓大紅陵は「校内放送」という点において日々昼休み放送室で音楽を流したり連絡事項を全校生徒へ伝えています。また他にも「校内放送」活動という名において様々な行事の機械操作、アナウンスを行っています。それは自分たちのレベルアップも兼ねる活動です。そこで今回私たちは自分たちの「校内放送」に関する活動をもう一度見直す(確認してみる)ことにしました。そして、今の私たちの広報部の「問題点」の一つとしてあがるのが「人材(部員)」でした。
これは活動の問題だけでなく部の存続にもかかわる重大なことです。そこで私たちはその「部員不足」という問題を解決するためにありとあらゆる手段を使い、部員をGETするために翻弄されるのでした。
＜創作テレビドラマ部門＞
成田高等学校 「 Go！Boys！ 」
【あらすじ】
高校3年生の友斗は、5人の仲間と心優しいマネージャーの詩織・ちょっと手厳しい振り付け担当の舞子と、文化祭化祭に有志で出るため毎日ダンスの練習に励んでいた。授業もほったらかしでダンスに全ての情熱を注ぎ込む友斗。友斗の心はとても充実していた。
ところがある日、みんなとテンポの合わない友斗は舞子に「やる気がない」と激怒され、自分が認められていないと思い、怒ってやめてしまう。そして、先生から「勉強しろ」と言われたのを機に完全受験体勢に入ってしまう。
そうは言っても、やはり気になるのはダンスの事。自分達のダンスの悪口を聞けば腹が立つし、自然に曲を口ずさんでしまう自分がいる。仲間達が自分を待っていると気付いてはいたが、詩織の説得にも耳を貸さず、本当の気持ちとは逆の事ばかり言ってしまう。「友斗が今一番やりたい事は何？」この言葉に友斗は何と答えるのだろうか。
千葉県立長生高等学校 「 小春日和 」
【あらすじ】
ごく普通の高校生・佐上は遅刻ギリギリの朝、怪しげな少女に体を貸して欲しいと頼まれます。彼女は小春。どうやら学校というものに興味を持っている様子。佐上は渋々というより半ば強制的に協力してしまいます。初めての学校生活に小春は終始大興奮。授業、MDプレーヤー、ケータイ、委員会…。楽しいことだけでなく、やらなくてはならないことも沢山降りかかります。帰り道で佐上の体から離れた小春は、学校は慌ただしい所だと感想をもらし、そこに毎日のように通う佐上達をカッコイイと言います。佐上も何かと忙しい学校が好きだと言い 、二人は・・・・・・・・
千葉県立船橋高等学校 「 やっぱり君が好き 」
【あらすじ】あつしはＰＣゲームのキャラクター、サクラが大好き。世間の女の子には見向きもしなかったのだが、高校の合格発表で出会ったリエに一目惚れ。自分の気持ちに戸惑うあつしだったが、書類提出に訪れた学校で再びリエに会い、彼女と自分が３年間同じ暮らすだという事が判明する。「これは運命では！？」舞い上がり、本屋で雑誌の告白特集を読んでいると「見た目どうにかした方がよくない？」というリナの声が耳に入る。あつしは、リナに詳しい話を聞く事に…。
絶望するあつし。リナが言うには「オタクは女の子にもてない」らしい。リエの事を忘れようとゲームをやっても、うかんでくるのはリエの事ばかり。自分の気持ちに気付いたあつしは、涙をこぼしながらもサクラのグッズをすべて燃やしてしまう。入学式の当日。すっかり見違えたあつしはリエに思いを告白。その答えは･････････････････
＜創作ラジオドラマ部門＞
成田高等学校 「 恋敵は変敵！？ 」
【あらすじ】
クラスメイトの「まさと」のことが大好きな「めぐみ」。でも「まさと」には恋人の「ゆう」が!! あの手この手を使って「まさと」を落とそうとする「めぐみ」と、「めぐみ」に翻弄される「あや」。
そして最後に「めぐみ」を待っていた結末とは・・・!!
流通経済大学付属柏高等学校 「 忘れられないから〜たった５分の再会〜 」
【あらすじ】
日直の奥村えりは親友の片山ゆみと共に、ピエロの噂話をしながら、教室の掃除をしていた。そこに担任の菊地千恵が現れ、えりに資料室の掃除を依頼する。一人で掃除を始めたえりは偶然ピエロの人形を見つける。うっかり人形を落としたえりは姿を消してしまう。
えりの代わりに現れたのは十年前に行方不明となった河原耕太だった。『学校のどこかにあるピエロの人形には、生徒の魂が閉じ込められている。ピエロのを落としてた生徒は、代わりに閉じ込められる』えりとゆみが話していたこのピエロの噂。耕太はこの噂の被害者だという。一度は再会を喜ぶ二人。しかし、千恵はえりが耕太の代わりに閉じ込められている事に気が付く。えりを助けるため、再びピエロの中に戻る耕太。えりが戻って着た事を確認すると、千恵は耕太の意思を尊重し、ピエロを燃やす。
千葉県立千葉西高等学校 「 道徳町 」
【あらすじ】
ある日マキは、部活の先輩サエに誘われてホットク町に買い物に出かけた。しかしマキはサエのなりふりかまわずな性格が好きではなく、その日も電車の中で堂々と携帯電話で話す。サエの態度にうんざりしていた。たとえ自分の先輩でも、悪いことをしていたら注意すべきだというのはマキにもよくわかっている。しかし、やはりそんな勇気は出ない。結局、見て見ぬふりをしてしまったマキだが、その時を境目に、彼女らの周りで不可解なことが起こり始めた。
道端で歩きながらタバコを吸う人がいれば誰かが注意をし、コンビニの前に座り込んでいれば、やめようよと言われる。普段ならこんなことはないのに…なぜ？サエとマキは“おせっかいな人達だ”と思いつつも、そこで大切な事を学んでいく。相手を思いやり、人の気持ちを考えて行動すること…それは『道徳』だったのだ
昭和学院高等学校 「 愛し顧問へ 」
【あらすじ】
毎日、当たり前のように部活をしていた３人の放送部員たち。そして顧問の鬼塚先生。この３人の放送部員には、ある理想の顧問像があった。それは芸能人の反祭隆史。理想だけがふくらんでいく中、突然、それが現実となってしまった！！学校中の人気者になった３人は前の顧問の鬼塚先生のことなんて頭のかた隅にもない。そんな３人に待ち受けている本当の現実は・・・。
千葉県立佐倉高等学校 「 チエの輪 」
【あらすじ】
チエとユウトはごく普通の恋人同士。しかしチエの誕生日に、ユウトが知恵の輪をあげたことでチエは大激怒。友人のアカネもなんとか仲直りさせようとするが、チエは一向に素直にならない。知恵の輪のように、こんがらがる恋愛模様の行き着く先は？
千葉県立船橋高等学校 「 君に贈る青い春 」
【あらすじ】
高校三年生の主人公、佐藤祐介は受験を意識しながらも、勉強に身が入らずにいた。そんな折、同じクラスの野球部である原田に、強引に応援団へつれていかれる。気弱な祐介は、マネージャーのゆかりと原田の勢いにおされてつい入団してしまう。疲れで授業中も眠りこんでしまう祐介。そして、またも原田とゆかりによって、今度は壮行会で、ステージの中央にあがることになる。祐介は、勇気を出してステージにあがるが、結局、原田の一言でそれも大失敗に終わるのだった。
落ちこんだ祐介は、学校へ行かなくなる。そこへ原田があらわれ、祐介は野球部の練習につきあわされることになった。原田の真剣な姿から、“一度きりの青春、自分は何をやってきただろう”と祐介は疑問に思う。そして翌日の野球部の試合会場、そこには自らの意志で応援をする祐介の姿があった。